行きたい会社とか特にない!志望業界が無い時の応募企業の決め方【就活必勝ガイド#5】
今回のお悩みは、行きたい会社や業界がない場合の応募企業の決め方について。
何万とある企業の中からどうやって自分に合った応募先を決めたらいいんだろう、、、と不安になることあると思います。
どのような探し方をしたら、応募してみよう!と思える企業に出会えるのか。CAおきにょんからのアドバイスを見てみましょう!
キャリアアドバイザー おきにょん
おきのあき。転職エージェントにてキャリアアドバイザーとして1,000人以上の転職サポートを行った経験を活かし、現在、本業は企画マーケターとして就業中。
プライベートでは転職だけでなく、キャリアのお悩み全般を抱えるユーザーさんを全力サポート中。好きなことは、ユーザーさんの職務経歴書作成。
目次
志望業界や応募したい会社がない!
いざ就活がはじまって応募企業を決めないといけないのですが、いきたい業界が思い浮かびません。
やりたい仕事も特にこれと言ってイメージできるものがない状態です。
どうやって応募先を決めたらいいでしょうか?
こんにちは!おきにょんです。
私自身は志望業界をかなり絞った就活をしていたのですが、タイムスリップできたらもっと幅広く業界観たいなぁ~と、ちょっぴり後悔があります。
受けたいところが思いつかないのはしんどいです。でも、それってここからたくさんの企業との出会いのチャンスがあるということ!
視点を変えながら、前向きにいってみましょー!!!
断言!志望業界は絞らなくていい!
就活の時の志望業界って絞らなくていい!興味があるとこどんどん受けてみたらいい!
これが私の結論です。
「受けるってなったら準備が大変じゃーーん!」という嘆きはごもっともですが、こんなにたくさんの企業の人と話すことも、そうそうありません。
百聞は一見にしかず!
せっかくならいろいろ受けてみようの精神で、ちょっとでも気になる企業にはプレエントリーをどんどんすることをオススメします。
興味よりも共感が大事
また、応募先を絞る際、「興味が湧く・湧かない」よりも、応募先に「共感できる部分がある・ない」を重視した方がいいと、私は考えています。
もちろん、興味関心が高いに越したことはありません。特に新卒は”熱意”も評価ポイントに入ることがあるので、興味はある方が良いです。
ですが、応募先への興味関心はあくまでも「加点ポイント」で、評価のベースを作るものではありません。
興味関心よりも、自分ができること、採用側と共感し分かり合えることの方が、大切です。
ココが合致すると、俗に言う「ウチにあってるね~~」と採用側がコメントしてくれる状況が生まれます。
必殺!!応募先の決め方3選
ここからは、今回のお悩みのように、応募する企業や業界が少しも思い浮かばない場合の選定方法をお伝えします。
- 自己分析とマッチする職種から探す
- 共感できるビジネスモデルから探す
- 共感できるヒトがいる企業を探す
あくまで方法の一つですが、やり始めてくると自分の中で「応募先を選定する時のクセ」がわかってくるので、それを見つけるつもりで試してみてください。
1.自己分析×職種で応募先を探してみる
就活をはじめる際に、自己分析をしましたね?!
その時の内容を元に「自分がどんなことを重要視しているか」「自分がどんなことが得意か」を調べたと思います。
その内容と、「それってどんな職種で実現できるか?」を掛け合わせて、受けていく職種を決めていきます。
職種は適職診断などのWEB上の診断ツールを使っても良いですが、JobPicksのような書籍で職種内容が分かりやすくまとまっているものと、自己分析の結果を照らし合わせるのがオススメです。
大事なことは、あくまでも自己分析の結果からブレずに応募先を決めていくことです。
今やネットでなんでも情報は手に入りますが、書籍のほうが多くの情報を短時間で収集でき、信頼性も高いのでオススメです。
人生を左右する大事な調査なので、書籍への投資はケチらずいきましょう!
2.共感できるビジネスモデルの応募先を探してみる
その企業がどのように稼いでいるか?=「どんなビジネスモデルか」を調べると、自分が関わりたい事業が見えてきます。
「スピード感を持って成長していけそう」「クライアントのためにオーダーメイドで答えていきたい」「一人の顧客との関係性をじっくり構築したい」などなど、業界地図では見えない「事業の形」が見えてきます。
”ビジネスモデルの基本パターン”でネット検索すると出て来ますが、こちらも書籍をオススメします。
偏っていますが、身近な企業が多く、業界研究として非常に有益な本です。
自分の感性とマッチした事業モデルをさがしてみましょう!
3.共感できるヒトがいる応募先を探してみる
「その企業の代表のインタビューに感動した」「先輩社員のインタビューを読んでこの人と働きたいと思った」など、”働く人”を中心に応募先を絞る方法もあります。
この場合は、NewsPicksのサイトや、探究ゼミのインタビューなど、メディア露出から共感できる人を探していくことになります。
共感理由が見つけやすく、そのまま面接で志望理由としても話しやすいのが大きなメリットです。
しかし、少し探すくらいでは本当にネームバリューのある大企業のインタビューしか見つかりません。
範囲を広げたい場合は、共感した企業の競合や、その人の出身企業も調べてみると、対象が一気に広がります。
ヒトや考え方への共感は、自己分析に直結する部分が多く、応募先を決めやすい方法です。
全くこだわりがなければ、テクノロジーに関わる業界・事業・職種がオススメ
そして、もう1つ。応募先を選ぶ際に外してほしくない要素があります。
それは、テクノロジーに関わる事業であるかどうかです。
「これからはIT」「IT知識があると有利」など、就活をはじめる際に周囲のオトナに言われたことがあるかもしれません。
テクノロジーを扱う、もしくはテクノロジーに触れる機会がない仕事は今後淘汰され、職を失う可能性が高い。私自身もそう感じています。
逆に、テクノロジーを生み出すエンジニアや、ITを扱って営業や効率化・改善ができる人材はどんどんニーズが高くなり、年収も上がりやすくなっています。
いわゆる”売り手市場”です。
年収は業界で決まる
同じ労働条件でも、業界によって年収が全然違います。その意味で、年収は業界で決まるともいえます。
職業に貴賎はありませんが、歴然とした業界間年収格差は存在します。年収の多少は能力や才能の問題ではなく、所属している業界による違いがほとんどです。
だからこそ、特にやりたいことがない!年収が高ければそれでいい!そんなあなたは、これから伸びそうな業界に注目してみてください。
今回のまとめ
というわけで、今回のまとめはこちら!
- 応募企業の選定のときは、業界をしぼらなくていい!
- 少しでも気になったらどんどんエントリーしよう!
- オススメの応募先選定方法は3つ!
- 自己分析とマッチする職種から探す
- 共感できるビジネスモデルから探す
- 共感できるヒトがいる企業を探す
- なるべく成長企業(いまならテクノロジーなど)で応募先を探そう!
応募先の選定方法には正解が無いので、いろいろな方法で自分のアンテナが立ちやすい調べ方を見つけてください!
また、何度もお伝えしますが、どんな選び方だったとしても、自己分析とのマッチ度は必ず確認するようにしてくださいね。
まずは、少しでも共感できる企業を増やしていきましょう!
[文:おきのあき / 編集:吉中智哉]
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