【企業研究】希望業界でのポジションが無い!と困っているあなたに贈る業種や職種の決め方と絞り方!【就活必勝ガイド#4】

今回のお悩みは「憧れの業界、好きなモノに関わる仕事での就職」について。

就活で企業選びに入ったら、まずは自分が憧れる業界や好きなモノから調べるのがほとんど。

でも、自分が志望企業に限って狭き門だったり。。。

そんなあなたのために、企業選びの乗り越え方をCAおきにょんがお伝えします!

キャリアアドバイザー おきにょん

おきのあき。転職エージェントにてキャリアアドバイザーとして1,000人以上の転職サポートを行った経験を活かし、現在、本業は企画マーケターとして就業中。

プライベートでは転職だけでなく、キャリアのお悩み全般を抱えるユーザーさんを全力サポート中。好きなことは、ユーザーさんの職務経歴書作成。

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どうやったら「好きな業界」に就職できる?

私はファッションが好きで、アパレル業界の企業で商品企画として働きたいと考えています。

ですが、基本的に販売職での新卒採用になり、自分の思い描いている職種と違いうので、応募するか迷っています。

自分が叶えたいことを実現させるにはどうしたらいいでしょうか?

こんにちは!おきにょんです。

就活で「自分が希望する業界で希望のポジションが無い!というのは非常にあるあるな話。

私も同じ場面にぶち当たったことあるので、共感しかありません!

今回は、私の経験を踏まえつつ、お悩みの乗り越え方をアドバイスさせていただきます!

そもそも新卒採用枠希望する職種枠が少ない理由

今回の様に「企画職で活躍したい」と思う学生は多いです。その他にも、広告代理店でクリエイティブ職、大企業の広報やマーケティングを希望する就活生は多いです。

しかし!これらの採用自体がそもそもレアで、あったとしてもかなりの狭き門です。

これらは、営業や販売職と対比して、スタッフ職と呼ばれることもあります。

スタッフ職が少ない主な理由は、以下の2つです。

《スタッフ職の新卒採用枠が少ない理由》

  • スタッフ職は専門的な知見や経験を求められる
  • 売上を生まない【コスト部門】になるため、少数精鋭にしたい

なので、これから社会人としての知見や経験を身に付ける新卒社会人には、採用枠を開放していないことが多いです。

希望するポジションへのステップを確認しよう!

ただ、新卒採用枠が無いからと言って、希望職種に辿り着ける道が全く無いわけではありません。

その職種になった人がどうやって希望する職種に就けたのか、それを調べればいいんです。

いわゆる「キャリアパス」を調べるです。

キャリアパスを調べる方法はいくつかあります。

《キャリアパスの調べ方》

  1. 企業の採用ページで希望ポジションの社員インタビューを読む
  2. OBOG訪問をして、キャリアパスを詳細に聞く
  3. 1DAYインターンや、就活セミナーなどを活用して、人事にキャリアパスを聞く

特に①は、近年企業ページもかなり充実しているので、すぐ確認できる方法です。

キャリアパスを調べ、自分が就職後どんなステップを踏んだら希望のポジションにたどり着けるか確認しましょう。

キャリアパス×自己分析のマッチングは忘れずに!

ここまで来て希望職のステップがかなり狭き門であると気付いたあなた。

頭では分かっているけど、一足飛びでなりたい!と思ったそこのあなた。

そう思ったら、一旦、自分の自己分析結果と向き合いましょう。

  • 自分はどういう考え方を重視しているのか
  • 自分はどんな考え方に基づいて行動しているのか

そこに立ち返り、「で、理想の仕事や働き方ってなんだっけ?」「それって本当にこの業界でないとできないことだっけ?」と自問自答してみてください。

自問自答することで、希望していた業界や企業が思い込みだとわかり、もっと広い選択肢が生まれるかもしれません。

自己分析がまだな人は、まずはこちら読んでください!

#1自己分析は意味ない?!いいや自己分析を制する者は就活を制する!!

#2自分の武器を見つけよう!自己分析のやり方とうまくいかない時の対処法

キャリアアドバイザーおきにょんの業界選びの場合

ちなみに、、、私は、新卒では文房具業界で営業として就職したかったのですが、第1志望はその年に営業採用がありませんでした。

結局、就職したのはオフィス家具の営業。

自己分析の結果、私がやりたかったのはみんなの生活の裏方。

その中で文房具が好きだったから、その企業を志望していた。

「文房具じゃなきゃダメなんだっけ?」「オフィス家具も”仕事場”を作る裏方の仕事。じゃあ、これでもみんなの役に立てるんじゃないか?」

そんなふうに考え、業界にはこだわらず、仕事場を充実させるモノの販売にこだわった就活をしました。

(結果、就職先は家具屋でしたが、それなりに楽しめました!)

やっぱり自己分析が大事

企業や職種を決めていくタイミングで、改めて自分の目指す社会人としての活躍スタイルや、身につけたいスキルを見つめなおしてください。

会社や職種にこだわり過ぎず、本当の願いを叶えるために視野を広げることも大切です。

自分の納得感を大事に、1つ1つ選択していってください!

関わりたいモノや業界が決まっている時の応募企業の増やし方

今回の相談の様に「ファッションに関わりたい」と明確な希望がある場合、アパレルブランドばかりに目が行って、視野が狭くなりがちです。

でも、連想ゲームの様に「ファッション」から視野を広げていけば、見るべき企業群も増えていきます!

例えば、こんな感じ!

《例:ファッションから業界を広げる連想パターン》

売るための戦略広告・マスコミ業界
販売するためのサイトECサイト
新しいサービスを作るITベンチャー
全国に流通させるITシステム・物流

アパレル業界もデザイナーと販売員だけで成り立っているわけではありません。こんな形で視野を広げていくと、「好きなモノ」に関わりつつ応募業界や企業を増やすことができます。

就活で避けたいのは、視野が狭まって応募企業が少なくなり、受けられるコマが無くなってしまうこと!

自分の興味・関心も下げずに応募企業を増やし、自己分析で見つけた自分の武器を活かせる企業を探してみてください!

今回のまとめ

というわけで、今回のまとめはこちら!

  • 人気ポジションは新卒枠が少ないと考えよう!
  • 希望の職種になれるよう、入社後のキャリアパスを確認
  • 肩書きに惑わされず、自分が社会人として実現したい本質にこだわる!(職種でこだわらなくても叶う未来もある)
  • 「好きなモノに関わる就職」は視野が狭くなりがち!応募企業を減らさないためにも、興味の幅を広げよう

まず、自分に”好きなモノ”があることを誇りに思って、視野を広げていってください。

一足飛びに進むことが出来ないのが就活の難しいところですが、コツコツ行動すれば応募したい企業が見つかるはずです!

[文:おきのあき / 編集:吉中智哉]

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投稿者プロフィール

おきのあき
おきのあき
1000人以上と面談実績のあるキャリアアドバイザー。エンジニアや営業など、幅広い業種での経験を持つ。若年層向けのキャリア相談やワークショップも開催。個別相談のお問い合わせは下記インスタグラムよりご連絡ください
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