50社エントリー!探究ゼミメンバーによるサマーインターン体験記
こんにちは!25卒探究ゼミメンバーのAです。
プロフィール:私立文系の学部3年。25卒。
サマーインターンには、合計で50社ほど応募し、結果としてIT業界(Sier)を中心に15社参加しました。サマーインターンに参加した業界は以下の通りになります。
今回はそんな私のサマーインターンの経験について書きます。
Aの主観的な意見なので、参考程度で読んでくださいね笑
以下が私が実際に参加したインターンの業界一覧です。
SIer | 4社 |
ITコンサル | 2社 |
外資IT | 1社 |
メガバンク | 1社 |
製薬会社 | 1社 |
人材 | 2社 |
メーカー | 1社 |
不動産 | 1社 |
メガベンチャー | 2社 |
医療 | 1社 |
目次
サマーインターンでの選考体験
サマーインターンには50社ほど応募しました!50社って多そうに見えますが、確かに多かったです。きつかったです。7月はESの締切ラッシュや面接ラッシュに追われて大変でした。
元々は”ガチ”エンジニア志望
大学の授業でプログラミングに触れ、面白いと感じました。
そこで、ド文系ではありましたが、エンジニアのサマーインターンを受けました。
レベルとしては、授業や長期インターンでJava、Python、PHP、HTMLなどのプログラミング言語に触れたことがあるぐらいでした。
お祈りメールの連続インターンは落ちまくり
50社応募した半分、25社くらいは大手や外資、ベンチャーのエンジニア職のインターンを受けました。
結果はお祈りメールの嵐。なかには、面接中に抜き打ちでコーディングのテストをする会社もありました。
恐ろしい!
プログラミング言語に軽く触れたことがあるくらいの文系の人間には、エンジニアのインターンは厳しかったのかも…?
でも、良い気づきになりました。
選考に落ちた理由は、シンプルにスキル不足。
であれば、実務レベルまでスキルを上げればいいのです。
戦略を変えSEやITコンサルを受け始める
エンジニア職が現実的じゃないことを悟りました。
だからと言って、IT業界は諦めたくない!
そこで、下流工程ではなく、上流工程を担当している企業にエントリーするようになりました。
上流工程:主にシステム開発プロジェクト全体の内容の決定・管理
→SE、ITコンサル職
下流工程:実際にコードを書いて、システムの開発をする
→エンジニア職
*SEとITコンサルが下流工程も担当することもある。
そこで、プログラミング経験ほぼ不要のIT企業に15社ほどエントリーしました。
結果、SEやITコンサルのインターンの選考を通過する様になりました。(最大手は通りませんでしたが、そこそこの知名度がある会社は通りました。)
ESや面接でウケが良かったのは、ITへの興味や、大学の授業や長期インターンでのプログラミング経験でした。
最大手の超有名企業を受けまくる
IT業界の他にも色んな業界を知りたいと思い、金融、保険、メーカー、人材、不動産など、合わせて15社ほど出しました。
ここでは、みんなが知っている最大手の超有名企業しか受けませんでした。
数社だけ通って、残りは惨敗。
友人が受けるから自分を受ける、そんなテンションだったので、当然面接でのパフォーマンスが悪かったのが原因です。笑
サマーインターンに受かるには
サマーインターンは狭き門です。
全落ちすることも珍しくありません。
そのため、とにかくエントリーをしまくりましょう!特に、自分が行きたい業界はたくさんエントリーして損はないと思います。
だからと言って、みんなが知っている知名度がある企業(最大手企業)ばかり出しても、お祈りラッシュを食らうかもしれません。
そのため、規模感の小さな企業などもとりあえずエントリーすることをお勧めします。たとえ、規模感が小さい会社でも業界理解はとても深まると思います!
また、余裕があれば、興味がない業界も受けてみるといいかもしれません。サマーインターンの時点では、多くの学生が自分のやりたいことが明確ではないからです。
全く興味がない業界でも、インターンに参加することで興味を持ち始める可能性も大いにあります!(自分の場合は、製薬会社がそれに該当しました)
サマーインターンでの思い出
SIerとITコンサル
SIerのインターンには4社、ITコンサルのインターンには2社参加しました!
SIerとITコンサル、インターンの内容はほとんど同じだったので、まとめて紹介します。
印象として、情報系の大学院生が多かったです。
そのため、文系の自分はいじめられるんじゃないかと不安でした。しかし、社員さんの怖さと対照的に周りのインターン生は本当に優しい方が多く、技術面と知識面ですごく助けてもらいました!
ワークの内容としては、どの会社も「仮の顧客の情報を読み取り、顧客役の人事にヒアリングをし、実際にシステムをデザインし、顧客役の人事に提案する」というグループワークでした。
外資系の企業になると、顧客情報も英語で書かれており、少し大変でした。また、顧客の情報の量がとても多く、内容を把握するのがとても大変でした笑
ヒアリングや提案も顧客役の方が(あえて)ちゃんと教えてくれなかったり、専門用語が大量に出てきたので苦戦しました笑
しかし、実際にみんなで考えたアウトプットに対して、人事の方が褒めてくれたときはとても嬉しかったです!
文系でIT業界を目指すのであれば、そこまでプログラミングの経験が求められない、SIerとITコンサルはおすすめです!
しかし、入社後はプログラミングが必須となります。
プログラミング未経験の方は、今のうちにプログラミングに触れてみて、自分にマッチするかは知っといた方がいいです。プログラミングはやはり向き不向きあります。
メガバンク
メガバンクのインターンには1社参加しました!
対法人向けの営業体験をしました。
金融の知識が全くないので、苦戦しましたが、なんとか乗り切りました…!
その一方で、メガバンクの法人向けの営業は、金融知識ももちろん大事ですが、それ以上に顧客に最後まで寄り添う姿勢が大事なんだなーって思いました!
製薬会社
製薬会社のMR職のインターンに1社参加しました!
MR職:医療情報担当者のこと。医療関係者に自社製品の有効性や安全性に関する情報を提供し、現場に採用してもらう業務。簡単にいうと、お医者さんへの営業!
薬学の知識がゼロなので、苦戦しました。
その一方、こちらもメガバンクのインターンと同様、知識も大事ですが、それ以上に顧客に最後まで寄り添う姿勢が大事なんだなと思いました!
しかし、近年、大手製薬会社のMRの求人は減っているみたいで、かなり狭き門という印象です。
形式上は、薬学部以外の方でもMRになれるみたいですが、かなり狭き門かもしれません。
薬学部の方、薬で世界を救いたいという強い意志がある方におすすめです!
人材
人材のインターンには2社参加しました!
人材会社は社員の方がとても優しく、フラットな環境なんだなと思いました!
実際のワークは、「求職者向けのイベント企画」「企業の人事に対し、求職者を紹介し、雇ってもらう」などのグループワークでした。
ワークの難易度は高かったですが、楽しめました!
人材業界は、人のキャリアや将来を決める仕事です。そのため、”人と話すことがとにかく好き!”って方におすすめです!
メーカー、不動産
”営業力が強い”で有名な会社のインターンに2社参加しました!
営業のノウハウ、営業に必要な論理的思考力について学べた有意義な時間でした。
また、営業ということもあり、参加している学生や社員の方が「パッション」で溢れてました笑
”とにかく営業で稼ぎたい!”、”営業力をつけたい!”って方におすすめです!
メガベンチャー
IT系のメガベンチャーのインターンに2社参加しました。
2社とも非常に風通しが良く、社員食堂が非常に豪華でした!笑
ITの力で社会を変えたいという思いが強く伝わってきました!
ワークの内容は難しかったですが、とても有意義な時間でした!
”超キラキラ”環境で働きたい方におすすめです!
医療
医療分野でDX化を促進している急成長中の企業のインターンに参加しました!
医療系企業間のM&Aやジョイントベンチャーなどについて、実践的なワークをもとに学ぶことができました。
M&A:「Mergers(合併) and Acquisitions(買収)」の略。 M&Aの意味は、「企業の合併・買収」のことで、2つ以上の会社がひとつになったり(合併)、ある会社が他の会社を買ったりすること(買収)
ジョイントベンチャー:複数の企業・組織が互いに出資し、新しい会社を立ち上げ、事業を行うこと
個人的には、今回のサマーインターンの中で最もワークの内容が難しかったです。
しかし、日常生活でまず触れることのない、企業買収などの知識を大学3年生のうちに得ることができ、非常に有意義な時間でした!
インターンでの立ち振る舞い
周りの学生は優秀です。
そのため、正直”怯える”ことも多々ありました。しかし、せっかくインターンに参加したので、グループワーク中はわからないことを素直に受け入れ、とりあえず積極的に発言するのが良いと思います。
私自身も、コンサルのインターンでよくわからない”横文字”が出てきたり、SEのインターンで専門用語が出てきたり、困惑することが多々ありました。
しかし、人事の方はインターンで、学生の知識面での不足よりは対人との関係構築力やコミュニケーション能力をチェックしているような気がしました。
従って、インターン中はとにかく積極的に議論に参加しましょう!
また、インターンっていう雰囲気なので、周りの学生が優秀に見えるだけかも??
まとめ:サマーインターンはオススメ
サマーインターンに参加して、とても良かったと思います!
サマーインターンに参加することで、業界研究と企業研究が圧倒的に深まりました。
実際、ネットや企業説明会ではわからないことや気づけなかったことが、実際のワークで知ることができます。
また、周りの学生がとても優秀でした。優秀すぎて、自分のパフォーマンスをアピールできないことが多かったので、”良い意味で”危機感を感じることができました!
今後はインターンで出会った優秀な仲間にも負けないように、もっと就活頑張ります!!
以上、25卒探究ゼミメンバーAのサマーインターン体験記でした。
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【文:A 】