自分の武器を見つけよう!自己分析のやり方とうまくいかない時の対処法【就活必勝ガイド#2】

本コーナーでは、「就職活動」という荒波を泳ぎ切り、内定GETまでのコツを伝授!

「就職活動って何から始めたらいいの?」から、面接官に刺さる逆質問まで、幅広く就活のお悩みにお答えしていきます。

キャリアアドバイザー おきにょん

おきのあき。転職エージェントにてキャリアアドバイザーとして1,000人以上の転職サポートを行った経験を活かし、現在、本業は企画マーケターとして就業中。

プライベートでは転職だけでなく、キャリアのお悩み全般を抱えるユーザーさんを全力サポート中。好きなことは、ユーザーさんの職務経歴書作成。

今回のお悩みは「自己分析のやり方」について。

就活と言えば自己分析は切っても切り離せないものですが、やり方に正解が無いものでもあります。

どんな自己分析をしたら、就活に活かせる自己分析になるのでしょうか?CAおきにょんからのアドバイスを見てみましょう!

>>>おきにょんの就活ガイドまとめはこちら

自己分析ってどうやったらいいの?

就活のための自己分析がなかなか進みません。

自己分析ってどうやってやるのが正解なんでしょうか?

むしろESづくりからはじめた方がいいんでしょうか?

自己分析は"出来事"だけリストアップ!が鉄則

こんにちは、おきにょんです。

就職活動で面倒くさいこと、苦手なことワースト3に入る項目、それが「自己分析」!

テストと違って、正解はないし、やり方も人それぞれで悩んでしまいますよね~。

でも、大丈夫!大谷選手や羽生選手みたいに、幼き頃から将来を決めてきた方でない限り、「自己分析」はこの就活が初チャレンジ、みんな初心者!

だから、安心してください。

「自己分析」1つずつステップを踏めば、ちゃんとできるものなので、不安がらずに進めましょう!

自己分析のステップは主に2つ。

  • 感情を抜きにして、人生の記憶している出来事を書く
  • 出来事を書き終えたら、当時の自分の感情や考えを書く

自己分析の目的は、就活や今後の社会人生で自分の武器を探すため

意識しすぎて「就活に使えそうな記憶、出来事」だけ書こうとすると、頭の中のフィルタがつまって筆が進まなくなります。

大事なことはまず筆を止めないように、頭にフィルタをかけずに人生の記憶を書き出していくこと!

そうやって記憶の引き出しをまずゆるめてアウトプット量を増やしていくのがオススメです。

書き出した出来事は"ライフログ"としてリストアップして、自己分析を進めていく材料にします。

ライフログの作り方は次の通りです。

自己分析のやり方:ライフログ

それでは、ライフログの作り方について説明します。

慣れてきたら自分流にアレンジしてもいいので、まずは次の手順にしたがってやってみてください。

  • A5以上の見開きノート、もしくはB5以上の横型の紙を用意する。
  • 横型にして左側のページには少し左寄りの位置に、右側のページには真ん中に縦ラインを引く
  • 一番左に「保育園」「小学校」などの学校のタイミングを書き込む
  • その右隣りの列に、思い出せる出来事を書き込む

この通りに進めると次のようなノートが出来上がります。(スマホの人は拡大してね)

ノートの左側ができたら、今度は右側を書いていきます。

  • ノートの右ページ左半分に、その時の感情や思ったことを書

ここまでできたらあと一歩!

  • ノートの一番右端に、自分に影響を与えたことを書

ここまで書き込んだら、

  • あなたが重視している考え方
  • 考え方を元にどんな行動をおこしてきたか?今後起こしていけるか?

が3つは見つかっているはずです。

例えば、今回のノートで見つかった自己分析結果は、

「自分=人が好きで未経験でも積極的にアプローチできる。好奇心も旺盛。個性(自分らしさ)を前面に出していきたい人」という結果になります。

この内容が、今後の自己PRや志望理由とのすり合わせの中心になっていきます。

自己分析は時間かかるけど超大事!

早い人なら2~3時間でできるかもしれませんが、人によっては2~3日、1週間かかるかもしれません。

時間はかかるかもしれませんが、自己分析は就活を進めていく上で本当にほんと〜〜〜に大事です!!

マジで。

納得のいく就活ができるように、ここは本当に頑張ってください!!!!

自己分析ができない時の対処法

もし、マイライフログがまったく埋まらない〜と、頭を抱えて全然前に進まない場合は、次の2つを試してみてください!

1.ぜんぜん書けない!→人に話して文字起こし

うまくライフログを書けない人は、だれかに協力してもらって、話をしながら作成してみましょう。

日常的に自分の振り返りをしていないのに、いきなり書いても言われても、難しいです。

でも、

記憶にあることを対話の中で説明していくことはできる!

という方は結構います。

そういう場合は、誰かに聞き手になってもらい、「質問してもらう⇔説明する」のターンを繰り返してみましょう。

その内容を文字にすればライフログになります!

例えばこんなことを相手に質問してもらいます。

  • いままでテンションが上がったことってどんなこと?
    →なんでそんなにテンションあがったの?
  • いままで悲しかったことってどんなこと?
    →なにがそんなに悲しかったの?

2.こんな社会人生活を送りたいこと(ビジョン)を具体的に書く

昔のことを思い出せない!そもそも書けるエピソードない!場合は、一旦これからの未来に目を向けてみましょう!

未来(ビジョン)から考えて、何故そう思うのか?を掘り下げながら、その考えに至った思考をたどるのです。

そうやって、「何故?」と書いていくと理由はだいたい3つに分けられます。

  • 以前、近い体験をして嬉しい気持ちになった(成功体験)
  • うらやましいと思った(憧れ/叶えたい将来)
  • 叶えたかった、乗り越えたっかったけどできなかった(失敗体験)

自分が抱く感情は、自分の過去の経験から紐づくことがほとんどです。

そこから自分の中で重視している考え、社会人としての成長したい方向性を見つけて、あなたの武器にすることもできます。

自己分析も1つの方法でうまくいかなかったら、いくつかの方法を試してみてくださいね!

今回のまとめ

というわけで今回のまとめはこちら

  • 自己分析は、【記憶している出来事】⇒【その時の感情】⇒【その後影響を与えた出来事】の順にアウトプット!
  • その中から【自分が重視している考え方】【考えを元にどんな行動を起こしてきたか?起こしていけるか?】を見つけよう!
  • そのポイントを並べて自分の特性を知ろう!
  • 上手く進まない場合は、人と話ならが作ってみよう!
  • 過去の経験が浮かばないときは、なりたい未来のビジョンを描いてから「何故そう考えるのか?」を深掘りしてみよう!

モリモリの内容ですが、納得のいく就活をするためには外せない部分です!

どれだけ時間がかかってのもいいので、頑張っていきましょう!

そもそもなんで自己分析するんだっけ...?という方は前回の話を読んでみてください👍

今回は以上です!

[文:おきのあき / 編集:吉中智哉 ]

>>>おきにょんの就活ガイドまとめはこちら

\ 編集部PickUp /

今回は、自己分析の具体的な方法を紹介しました。

このほか、様々な就活サイトやエージェントが自己分析に関連するサービスを公開しています。「キャリアクラス新卒就活」というサイトに自己分析ツールがまとめられているので、1人で自己分析が難しい就活生はぜひご活用ください!

>>24卒・25卒におすすめの自己分析ツールはこれだ!就活でも社会人でも使える無料・有料の適職診断のやり方やアプリを紹介

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投稿者プロフィール

おきのあき
おきのあき
1000人以上と面談実績のあるキャリアアドバイザー。エンジニアや営業など、幅広い業種での経験を持つ。若年層向けのキャリア相談やワークショップも開催。個別相談のお問い合わせは下記インスタグラムよりご連絡ください
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