大人になることに不安にならなくていい!これから社会に出るみんなに伝えたいこと #5
これから就職活動を迎える、就活は終わってもうすぐ社会人。
探究ゼミは、そんな人たちの背中を少し押したくて日々発信をしています。
コニーさんの最終回、ズバリその話をしていただきました!
*この記事は"#4 一番大事なのは◯◯!ライバルたちと差をつけるフリーランサー必須のスキル"の続きです。 |
【コニーさん】
デジタルノマド。都内私立大学卒業後、新卒就職の内定を辞退してフリーランサーへ。現在は、ライターやECサイトのディレクターとして生計を立てつつ、時間や場所にとらわれない働き方を実践している。
目次
大人になるのは悪くない
ーコニーさんがこれからやってみたいことはありますか?
私は学生時代に「社会人になったら、こんな大変なことがいっぱいあるんだよ」というネガティブな言葉をたくさんもらいました。過去の自分を振り返ると、それを鵜呑みにしてしまって、結果的に遠回りをしてしまったと思っています。
「実は大人になるってこんな楽しいんだよ」ということを、伝えられる大人になりたいなと考えています。
今はまだまだですが、SNSやWebサービスを使って伝えていきたいです。
自分が普段考えてることとか、仕事をする上で大事にしてることを、文章とビジュアルで楽しんでもらえるようなZINE*(自分で制作するマガジンのようなもの)を不定期で作り始めました。
*編集注:コニーさんのZINEはこちら |
ー大人になるのは悪くない...?
そう!「大人になるって、意外と楽しいんやで?」と、大学生含めみんなに伝えたい!
たしかに、年齢と共に責任が増えていくのも事実です。でも同時に、社会の一員になったんだという自覚にもつながる。
その自覚が伴ってくると同時に、ひとつひとつの選択に責任感が伴ってくる。社会の一員として「今この場所に生きてるんだ」って実感できるし、「生きててもいいんだ」って思える。
やりがいというか、大人になったからこそわかる、ある意味楽しさにも似た感情が湧いてくるようになりました。
責任が取れるから自由でいられる
あとは、「どんなことも自己責任」ということは、「何にでもなれる自由」も持っているということ。
大学生の頃は、大学生が1番楽しいと思って、大人になりたくなかった。でも大人って、大学生以上に本当は自由。学生の頃より社会人の今の方が、私は断然呼吸がしやすい。
働き方を選べる自由もある
フリーの仕事と、企業に属しての仕事の両方を経験した身からすると、片方の道しか選べないと言うことはない。両方を行き来していいし、私も行き来したいと思っています。
人生の早い段階で、「こうならなきゃ」って、決めすぎなくてもいいんじゃないかな。
フリーランスと仕事仲間
ーフリーランスというと1人で働くイメージがありますが、コニーさんは個人とチームのどちらで働く方が好きですか?
基本的には、人と関わっている方が好きです。
ただ、1つの会社とか、コミュニティ、お店みたいな、固定でずっと所属しているというよりは、曜日やプロジェクトごとに、関わる人がその都度変わってく方が性に合っています。
流動性のある働き方のほうが、向いている気がします。
ー身近にフリーランスの仲間はいますか?
あんまりいないです。むしろ、逆にいなくて良かったなと思っています。
なぜなら、フリーランス仲間とか、同じ働き方のコミュニティに入ってしまうと、どうしても比べちゃうと思うんです。
「あの人はこんなにすごい案件もらってるのに私は…。」みたいになっちゃうから、のびのびと働くことができるこの感じが、結構好きです。
現在の満足度
ー最後に、コニーさんはいまの生活やライフスタイルに満足してらっしゃいますか?
楽しいけれど、満足はしていないです。
「私はこういうリズムで働きたかったんだな」という具合に、ようやく自分自身の扱い方がわかってきたところです。なので、ここからスタートです。
10段階評価だったら、今は7.5。
キッカケとなったハワイで仕事ができたら、満足するかもしれません!
まだ海外に行きづらい昨今なので、大好きな沖縄でこの夢を叶えています!笑
コニーさんの人生に影響を与えたモノ
世の中には人生を影響を与えるものがたくさんあります。
出会いや出来事は追体験が難しいですが、映画・音楽・本であればすぐに同じ体験を共有することができます。
というわけで、コニーさんの人生に影響を与えた作品を紹介してもらいました!
Eat Pray Love(食べて、祈って、恋をして)
作品に登場するヒロインのような激動の人生を歩みたい……とは思わないけれど、世界各国を旅しながら自分自身を見つめ直すヒロインの姿がとっても魅力的。
1時間ほど間にさまざまな国が出てくるので、「旅をしながら暮らせたら楽しいだろうな」という憧れを抱くきっかけになった作品。
レイチェル・プラッテン「ファイト・ソング」
就活中からずっと、落ち込むようなことがあるたびに今でも聴いている曲のひとつ。
“I might only have one match But I can make an explosion(私には1本のマッチしかないけれど、きっと爆発を起こせるわ)”という歌詞がとくにお気に入りで、「どんな状況であっても、まずは目の前のことに真摯に取り組もう」というパワーをもらっています。
宮本佳実「可愛いままで年収1000万円」
就活が終わったものの、自分の将来像を職業から選択することになんとなく違和感を覚えていたころ、たまたま書店で見かけた1冊。
(年収1000万円が理想かどうかは別として)「自分の理想のライフスタイルや在りたい姿から、本当に自分がやりたいことを改めて考え直してみよう」と、自分自身を見つめるきっかけになった本。
コニーさんの記事まとめはこちら▼
[文:ことね / 編集:吉中智哉]