一番大事なのは◯◯!ライバルたちと差をつけるフリーランサー必須のスキル #4

同じ仕事や職業でも、それだけで生活できる人とそうじゃない人がいます。

その差は一体なんなのか?

フリーランスに関わらない、全ての仕事に共通する超重要なスキルを教えてもらいました!

*この記事は"#3 業界を巻き込む大事件でライター業廃業。次の挑戦と再び筆を持ったワケ"の続きです。

【コニーさん】

デジタルノマド。都内私立大学卒業後、新卒就職の内定を辞退してフリーランサーへ。現在は、ライターやECサイトのディレクターとして生計を立てつつ、時間や場所にとらわれない働き方を実践している。

求められることに応えられるのがプロ

ーフリーランサーとしてご自身の強みはなんだと思いますか?

あえて遠回りをし続けたこと。あとは地道な積み重ね、ちっちゃな積み重ね。「遠回りこそ実は一番近道」だと思います。

来た球をとりあえず拒まずに一旦打ち続けてみよう、みたいな。「何やってんだろう」と思う時期もあったけれど、それがどこかで活きてくる。そんな経験を何度もしてきました。

人間だから苦手な人も当然いるけど、働かせてもらえることや任せてもらえることへの感謝はある。

なので、どれだけ小さな仕事であったとしても、自分に来たものにはキチンと応える。結果が伴わなかったとしても、「ここまではやりきりました」と言えるところまでは努力する。

そんなことを心がけてます。ひょっとしたらそれが...私がフリーランサーとしてやっていけている理由かもしれません。

納期とクオリティー

ー「キチンと応える」とおっしゃりましたが、コニーさんの考えるキチンとポイントってどこですか?

まずは納期。クライアントがほしいタイミングっていうのは絶対あるので、まずは納期を優先します。

クオリティーはもちろん100点に近づけるように心がけてますが、自分にとっての100点が、必ずしも相手にとっての100点とは限らない。

なので、自分としては80点だったとしても、まずは一旦納期を優先して出す。そこから、お互いにすり合わせるスタンスでやってます。

社会人スキルは超重要

ー世の中にはなかなか生計を立てるのが難しいフリーの方もいると思いますが、その人たちとの違いはなんだと思いますか?

これは個人的にすごく大事だと思ってるのですが、いかに会社員の感覚が分かるかというところが、分かれ道だなと思っています。

就活の時にビジネスマナーを学ぶ機会があると思いますが、それって本当に侮れない社会人として当たり前のことは、なんだかんだ大事なこと。

仕事のスキルや能力などは、一律に測ることがむずかしくて。(先ほど話したように)例えばライターだと、メディアによっては堅い文章が好まれたり、くだけた方がウケる場合もある。そこは若干、芸術に近い部分があると思います。

それ以外でライターの良し悪しを測ると、ビジネスマナーや報連相だったり、人当たりの良さだったり、「人として当たり前のことができるかどうか」というのが結局大事だと考えています

相手の期待を少し上回る

あとは、熱量があるかどうか。

いただいた仕事に対して「自分はこれだけのことをするから、その分の報酬をください」というドライな関係というよりも、「頂くお金の1.5倍は返せるように頑張ろう!」という、ちょっとした暑苦しさみたいなのも、大事なのかなって。

いかに自分の爪痕を残せるかと考えた時に、求められてる以上のことを提供できた時に、人ってやっぱ感動を覚えるじゃないですか。「ここまでやってくれたんだ!」みたいな。

そう思ってもらえるような、プラス1アクションは欠かさないようにしています。

当たり前のことを大切に

ー報連相ができない社会人、フリーランサーの方っているんですか?!

います!

「コニーさんは、ちゃんと連絡をしてくれるから助かります」と、過去に言われたことがあるのですが、クライアント曰く、クラウドソーシングの世界では連絡が取れなくなることが結構あるみたいで。

オンライン上でのやり取りの難しさでもあるかもしれませんが、「ここはこういう書き方だと嬉しいです」と指摘しただけで、急に音信不通になるライターさんもいるらしく。

私としては「礼儀はちゃんとしていこうぜ」という考えが軸にあるので、びっくりしました。

でも、そういう人が世の中に一定数いてくれるおかげで、当たり前のことを当たり前にやる価値が出てくる。その点では、(そのような方々に対して)ある意味“感謝”しています。笑

働きながら知識を繋げていく

ー社会人として当たり前のことをキチンとする...会社員をしたことないコニーさんが言うと説得力ありますね

そうなの!!笑

最初はうっかりライターの道に転がりこんじゃって、それなりに稼げるようになっちゃった。会社員になったことがないから、美容部員やECサイト運営で集団に所属するようにした。

そうやって働きながら、大学の頃に取った秘書検定の知識を「ああ、これってこういうことか」みたいに繋げて学んでいきました

仕事それ自体が学びであり、実践の場でもありました。

ーこれから社会に出る大学生や若者につたえたいことはありますか?

「大人になるって意外と〇〇」ってみんなに伝えたい!...

次回:#5 大人になることに不安にならなくていい!これから社会に出るみんなに伝えたいこと

コニーさんの記事まとめはこちら▼

好きな場所で自由に働く!デジタルノマド・コニーさんのキャリア論まとめ

目次1 第1回:就職先が決まっていた私が、卒業旅行でハワイに行ったら内定蹴ってフリーランサーを目指すことになった話2 第2回:何者でもなかった私がライターとして生計…

[文:ことね / 編集:吉中智哉]

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