就活でキャリアや将来に悩む私を救ってくれた。喜多川泰さんの「絶対読んでほしい3冊」と「超おすすめ5冊」
あなたは今、悩みがありますか?
就活が近づいてきた、やりたいことが見つからない、周りはもう動き出しているのに自分だけ取り残されているような気がする。そういう感覚を抱えながら、何かきっかけがほしくて、この記事を開いてくれたのかもしれません。
今回は私が全学生に読んで欲しい、一気に読めるおすすめ8冊を紹介します。1冊だけでも人生が変わるかもしれませんので、ぜひご一読をば!

目次
喜多川泰さんの本との出会い
私は大学3年生の頃、「自分は将来何がしたいんだろう」「どんな人生を送りたいんだろう」と考えては焦り、答えの出ない毎日を過ごしていました。そんな時に出会ったのが、喜多川泰(きたがわ やすし)さんの本です。
就職活動中に読んだ本には、気づけばたくさんの付箋を貼っていました。名言が多いからだけでなく、登場人物たちの悩みや葛藤が、自分の感覚と重なって見えたからです。
心に残る言葉一つひとつが、自分の価値観や「こう生きたい」という考えが明確になるきっかけをくれました。
自己啓発書でも、ビジネス書でもない。でも読み終えたときには、少しだけ前を向く勇気をもらえる。私にとって喜多川さんの本は、自分の生き方や人生の選択に迷ったとき、何度でも立ち返りたくなる存在です。
悩める就活生必読!就活中の私を変えた絶対読んでほしい3冊
まずは絶対読んでほしい3冊から紹介します!
手紙屋 ~僕の就職活動を変えた十通の手紙~
主人公は、就職活動に出遅れ将来に思い悩む大学4年の「僕」。とあるカフェで「手紙屋」という不思議な広告を目にします。僕は手紙屋との10通の手紙のやり取りを通して、働くことの意味、そして目指したい自分の将来像を描いていきます。
説明会に参加しても、自分に合う業界が分からない。興味のある企業を見つけても、「本当にここでいいのだろうか」という不安が消えない。当時の私はそうでした。
この本を読んで気づかされたのは、「自分に向いている仕事を探すこと」ばかりに意識が向いていた、ということです。
ある仕事が自分に向いているかどうかは、やってみなければわかりません。
最初から自分に向いている、正解の仕事を見つけることよりも、目の前のことに全力で向き合いながら、自分自身で人生をつくっていくことの大切さを教えてくれます。
自己分析のやり方や面接テクニックなどが書かれているわけではありません。ただ、働くとはどういうことか、自分らしく働ける企業を選ぶために何が大切かなど、自分の将来を考える上で重要なヒントがいくつも出てきます。
就活に不安を感じている人ほど、きっと主人公の気持ちに共感するはずです。
こんな人におすすめ
- 将来やりたいことが見つからず不安な人
- 企業選びの軸に悩んでいる人
ライフトラベラー
10日間の海外旅行を控えた大学生・知哉が、親友の夏輝に荷物を減らすよう言われていくだけのストーリーです。シャツも、ヘアワックスも、歯ブラシすら「持っていくな」と言われる。
読み始めは「なんで?」という気持ちになります。でも読み進めるうちに、夏輝が「持ち物」を通して何を伝えようとしているか、少しずつ見えてきます。
この本を読んで一番刺さったのは、こんな言葉でした。
これをやったらこれがもらえると分かっているものに対してしか行動しなくなると、自分の想像を超えたものが手に入る可能性をなくす——
それまで自分の得意不得意を基準に、色々な想像をして知らない世界に飛び込むことを控えていました。この言葉は、そんな私の視野を広げるきっかけとなり、本当にやりたいこと、何を仕事にしたいのかが明確になりました。
損得で動くことが、どれほど自分の可能性を狭めているか。就活の軸を「安定」や「知名度」だけで決めようとしているとき、じわじわ効いてくる言葉です。
年を重ねるにつれて人は「苦手だから」「向いてないから」と自分に制限をかけていく。その繰り返しが、「自分は何がしたいか分からない」という状態を自分で作ってしまっているのかもしれない。そう思わせてくれる本です。
こんな人におすすめ
「自分を変えたい」と思いつつ、でも一歩が踏み出せないでいる人
賢者の書
主人公は仕事も家庭もうまくいかない男性・アレックス。そこに不思議な少年サイードが現れ、9人の賢者の記録が綴られた「賢者の書」を手渡す物語です。
SNSで他人の生活が否応なく目に入る時代に、「自分は遅れているんじゃないか」と感じる瞬間は誰にでもあります。そういうときにこの本を読むと、少し楽になれます。
今何をするべきなのか、周りはどこまで進んでいるのか…と色々な情報を受けては焦っていた私を、一度踏みとどまらせてくれました。
ーー 将来の夢がないからといって焦ってその辺にあるものを引っ張り出してきて自分の人生に当てはめる。それでは、たとえどのような仕事に就こうとも、人生を成功に導くことはできない
就活では「やりたいことを見つけろ」というプレッシャーがあります。でも、焦って他人の「成功の形」を借りてきても、それは自分の人生になりません。この本はそのことを、9人の賢者の言葉で丁寧に伝えてくれます。
過去の失敗を悔やむことにも、未来の不安を想像することにも、エネルギーを使いすぎないで。今の自分が感じる幸せを積み上げていくことが、人生を「成功」に向かわせる唯一の方法だと、この本は教えてくれます。
こんな人におすすめ
- 過去の失敗を引きずっている人
- 周囲と自分を比べてしんどくなっている人
こんなあなたにおすすめ!テーマ別5選
喜多川泰さんの本は、どれも「特定の悩みを持つ人」に向けて書かれているのが特徴です。気になるテーマのものから手に取ってみてください。
君と会えたから…
将来に不安を抱えて何も出来ずにいた高校生のヨウスケが、不思議な女の子ハルカとの出会いを通して、「自分らしく生きる方法」を学んでいく青春物語。
こんな人におすすめ
- 人との出会いや縁を大切にしたい人
- 感動的なストーリーを読みたい人
「また、必ず会おう」と誰もが言った。
自分をよく見せようとついたウソがきっかけで、思ってもみなかった環境に放り出される高校生・秋月和也。様々な出会いを通して、人との縁の必然さを教えてくれる物語
こんな人におすすめ
旅や偶然の出会いから何かを学びたい人
「手紙屋」蛍雪篇
受験を控え進路に悩む高校2年生の「和花」が、手紙屋との十通のやり取りを通して、勉強をする意味、夢を持つことの大切さを学び成長していく物語。
こんな人におすすめ
- 勉強する意味を知りたい人
- 受験勉強に行き詰まっている人
上京物語
成功を夢見て上京した青年・祐介が、自分の理想と現実の常識との間で悩みつつ、父からの手紙を通して、「人生の成功」とは何か、自分らしい生き方を見つけていく物語。
こんな人におすすめ
- 地元を離れて新しい場所で挑戦したい人
- 常識の波にのまれずに生きたい人
スタートライン
やりたいことを見つけられないまま勉学に勤しむ高校3年生の大祐が、転校生の真苗に心を奪われ、大きな夢を実現させている人たちの講演を聴くうちに、一歩踏み出す勇気を抱いていく物語。
こんな人におすすめ
何かを新しく始めようとしている人、その勇気がほしい人
まとめ
喜多川泰さんの本はコンパクトなものが多く、どれも読みやすい。通学の電車でも、試験勉強の合間でも読み切れる分量です。でも読み終えた後の余韻は、どんな参考書や分厚い本にも負けません。
今回紹介した本は、どれもオススメです。
少しでも心当たりがある話があれば、ぜひ読んでみてください!
【文:若林千紘】
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