#2 どん底の自宅浪人からミス東京グランプリ⁉慶應生が語る、自分を変えるきっかけをくれたミスコン経験談

村上佳蓮(むらかみ・かれん)

慶應義塾大学商学部在学中。ミスコンでのグランプリ受賞や舞台出演、インフルエンサーとしての活動など、多方面で才能を発揮している。

SNSでは「努力する姿を見せることで、誰かの勇気になりたい」という想いを大切に、飾らない言葉と透明感あふれる発信で多くのフォロワーから支持を集めている。

ミスコンを目指したキッカケ

ーーミスコンを目指したきっかけはありますか?

大学受験の時に浪人をしていて、死にたいと思うほど辛い時期を経験したことがきっかけでした。

今はどうか分かりませんが、私が受験した時はすごく学歴社会だなと感じていました。実は合格した滑り止めの大学はあったのですが、大学卒業後の就職についても考えたときに、やはり第一志望の大学に入ることを諦められませんでした。

そこから、「同じように苦しむ誰かを勇気づけるような発信をしたい」「自分が変われたことを証明する場として出場したい」と思っていました。

また、今後起業や様々な情報発信をしていく上で”知名度”は必要だと思い、そのきっかけとしてミスコンにひたすら応募し、出場していました。

ミスコンとビューティーキャンプ

ーー審査の流れや、その中で大変だったことを教えてください。 

書類審査とオーディションが1回ずつあってから、ビューティーキャンプに参加した後、結果の決まる最後の大会に向けて頑張るという形でした。

ビューティーキャンプは、毎週土日に他の参加者の方と合同でウォーキング講義が行われるという形でした。2ヶ月間ほどかけて、ウォーキングや内面の美しさを磨く方法を学びました。そこで技術を上げ、自己分析ができたりしたことはすごく大きかったなと思います。

参加者同士はそこまでバチバチした感じではありませんでしたが、先生は怖いときもありました。15センチのヒールを履いて歩いたり、厳しいことを言われたり、精神的につらくて参加しなくなってしまった子もいました。

私は、15センチのヒールを履くこと自体が過去にない経験で、この期間で一番大変でした。履いている足はもちろん、足全体や腰までも痛くなってしまいました。身体は嘘つけないので苦しかったですね。

 15センチのヒールって実は高くて、1万2000円ぐらいしたんです。これ履けたら最強って感じで、今後ウォーキングとかのときに履こうと思っています(笑)

流すことは流す

ーーメンタルの面で厳しい期間を乗り越えられたのはなぜだと思いますか?

高校時代にやっていたチアリーディングや親の厳しい教育で、何を言われてもへこたれない精神が培われていました。

いちいち気にしていたらやっていられないので、「流すことは流す」「聞くことは聞く」と分けて捉えるようにしていました。「大丈夫っしょ」みたいな感じで気楽にやれていたことは大きいかなと思います。

大変な期間ではありましたが、ビューティーキャンプで先生に言われたことを一つずつ改善していったことが、自信に繋がっていたのかなと思います。

ミスコンの経験から得られたもの

ーー村上さんがアピールしていたポイントは何ですか?また、ミスコンの経験から得られたものを教えてください。

スピーチでは、私自身が浪人時代の逆境から抜け出した経験を盛り込みました。

ウォーキングでは、ひたすら笑顔でアピールするようにしていました。「誰よりも笑顔でいる」というスタンスです。コンプレックスである低身長や、自信がなかったことすらも忘れさせるくらいアピールしたのが伝わったのだと信じています。

そして、私が本格的に出始めた「BEST OF MISS TOKYO」という大会でグランプリをいただきました。それによって、ニュースに取り上げていただいたり、その後の活動にも注目していただけたりするようになりました。

ある程度多くの観衆の前でスピーチをしたり、ランウェイでウォーキングをしたりした経験も、すごく自信に繋がりました。

目標にした人

ーー今までアイドル活動やミスコンなどを経験する中で、目標にしてきた人はいますか? 

「こういう方になりたい」と思って見ている人は、マツヤマイカさんという方です。

その方はお笑いでSNS発信をしつつ、自分でセルフブランディングをして歌を作ったり、セルフで写真を撮ったりしていています。容姿もすごく綺麗なんです。

それがすごく面白く、魅力的でもあるので、参考にしています。”様子のおかしい美人”として有名な方です。

何があってもひたすら笑顔で!

ーー笑顔が大変素敵ですが、ミスコンで身につけたものなのでしょうか?それとも自然にできるようになっていたのですか?

ありがとうございます。「口角上げたまま話せるのすごいね」って最近よく言われるんですよ。

これはチアで身につけたものかなと思います。「何があってもひたすら笑顔でいなさい」というスパルタ教育を受けていたのは理由としてあるかなと思いますね。

作り笑いでもとりあえず笑っていれば幸せホルモンが出てくることは全員に共通していると思うので、「何か嫌だなと思うことがあったときは、無理にでも笑ってください」と皆さんに伝えたいです。

心が沈んでしまったときには…

ーー怒られてしまったり心が沈んでしまったときに、へこたれないマインドを作るためのアドバイスをいただきたいです。

私ももちろん愚痴は言いますし、話せる方がいるなら共有していくことは発散方法の一つだと思います。

自律神経が乱れていると引きずってしまうと思うので、サウナに行って強制的に整えることもおすすめです。私は週に1回くらいの頻度で行っていて、受験のときは息抜きのサウナに何度も救われました。

皆さんにSNS発信するようなおしゃれなところには行っていなくて、回数券で1回700円くらいの銭湯のサウナに行っています。おばあちゃんたちが集まっている中に一緒に入っています。都心の貸切サウナはすごく高いので、もし近くに銭湯があればそこで十分だと思います。

【文:安村綾夏 / デザイン:石橋天知】

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