#2 キャリアチケットカフェ運営会社レバレジーズに新卒入社した社員のキャリアと志望動機
レバレジーズ株式会社が運営する「キャリアチケットカフェ」は、学生のキャリア形成を支援する、ユニークなサービスを展開しています。
同社の強みは「オールインハウス」体制にありといいますが、どんな体制で競合他社とどのように差別化されているのでしょうか?
また、就活生にも人気な企業の1つでもあります。そんなレバレジーズ株式会社に新卒入社した八丁さんのこれまでとこれかも伺いました!
【レバレジーズ株式会社 八丁梨緒奈】
地方国公立大学を卒業後、レバレジーズ株式会社に入社。
学生時代の就活団体の運営の経験を活かし、キャリアアドバイザーとして働くなか、1、2年生のうちからキャリア支援に携われる環境を作りたいと感じるようになる。
現在はその夢も叶い、キャリアチケットカフェで早期キャリア支援を行っている。
目次
レバレジーズの強みとキャリアチケットのサービス内容
ーーー競合他社との差別化ポイントはありますか?
やはり弊社の大きな特徴といえば、「オールインハウス」です。
社内には営業、企画、マーケター、デザイナー、エンジニア、コピーライター…など、事業創造に必要な職のスペシャリストがすべて揃っています。
これはレバレジーズの事業成長を支える競合優位性の1つでもあります。
そのため、例えばカフェの注文アプリに不具合が起きた時にはエンジニアへ相談したり、カフェのHP制作時にはデザイナーに相談したりと、社内で迅速に対応することができます。
キャリアチケットの4つのサービス
ーーーキャリアチケットは具体的にどんなサービスを行っていますか?
キャリアチケットはレバレジーズの主要事業の1つです。そのキャリアチケットの事業は大きく分けて4つで構成されています。
まず1つ目は、キャリアチケットのエージェントのサービスです。プロのキャリアアドバイザーが学生と一対一でオンライン面談をし、企業の紹介、選考までを一貫してご支援し内定まで導きます。
2つ目はカフェの事業です。ここでは割愛いたします。
3つ目は、キャリアチケットスカウトと呼ばれる、価値観による学生と企業のマッチングを行うサービスです。カフェの注文アプリと連動していて、ご登録と同時にご自分の価値観を入力し、3年生のタイミングでプロフィールを充実させていただくと、価値観の合う企業さんからスカウトが来るようなサービスです。
そして4つ目は、キャリアチケットラボです。選考対策セミナーを行ったり、学生と企業のマッチングイベントを行っています。
レバレジーズ入社に至った就活の軸
ーー現在会社でどのような仕事をしているか教えてください。
レバレジーズに入社して5年目になりますが、元々はキャリアアドバイザーとカフェ業務を兼任しており、今はキャリアチケットカフェ専属で店舗責任者として運営・マネジメント・採用などに携わっています。
ーーレバレジーズでキャリアチケットカフェに携わっている人は立教大学や早稲田大学出身の人が多いですか?
特にそういうことはありません。私は九州出身なので。(笑)
質問とは逸れますが、元々キャリアチケットカフェで運営スタッフとして働いてくれていた学生が、今はレバレジーズの社員として向かい側の席で仕事をしているということはあります。
お客様でも運営スタッフでも、カフェを通して弊社へ興味を持ってくれるのはやはり嬉しいです。
人が組織に対して魅力を感じる4つのもの
ーー八丁さんは九州の大学出身とのことですが、当時の就職する上での軸はなんでしたか?
- 会社が掲げる理念に共感でき、理念を体現しているか
- 一緒に熱く働けそうな職場仲間がいるか
- 自分の強みが活かせる・時間をかけたいと思える仕事内容か
- 福利厚生・働く環境
の、4つを軸にして探していました。(5年前なので若干曖昧ですが…笑)
あとは会社自体の成長性などです。
選考中に現場・人事の方などに話を聞く中で、レバレジーズは4つの軸に当てはまると感じたので、入社を決めました。
ファーストキャリアで自社を選んで本当によかったなと今でも思っています。
学生時代の縁は社会人になっても続く
ーー八丁さんは大学時代の専攻や活動を教えてください。
経済学全般です。商業高校出身だったので、簿記の資格を保有しており、会計の授業免除されたのでラッキーでした(笑)
ゼミは、企業と連携して、現場が抱えている課題を解決するようなゼミに所属していました。
サークルに所属はしておらず、生協関連の団体・就活支援の団体・NPO法人に所属していました。NPOでは、某有名旅行会社さんと協同で修学旅行プランを作って実施まで行うような活動をしていました。懐かしいです(笑)
実は、カフェの店舗に一度、その某有名旅行会社さんの九州支部の方がお越しになられたのですが、まさかの当時担当いただいてた社員さんで・・ご縁を感じました。
レバレージを志望したきっかけも、実は先輩が運営していた就活団体のイベントに弊社の人事が登壇してくれたことがきっかけです。
その後代表を任せていただく形となったのですが、積極的に色んな交流の場に参加していて、良かったと思います。どこかでご縁って繋がると思います。
キャリアチケットカフェも、そういった色んなご縁を生める場所にしていきたいと思っています。
「就職=しんどい」ではなく「ワクワク」へ
アドバイザー時代は3年生の学生さんとお話をすることが多かったので、今後のキャリアの考え方などをお話する機会は多かったです。
ただ、個人的には就活があるからキャリアを考えるのではなく、大学1、2年時から色んな社会人の話を聞き、自分の人生についてぜひ考えてほしいなと思っています。
私自身、元々は商業高校出身で就職コースに通っていたので、求人票の一覧にある企業から選考先を選ぶのが普通でした。
ですが、それは何か違うなと思ったんです。
そこから高校3年生になり受験勉強をして、地方の国公立へ合格することができました。
大学1年生の時に、大学のOBOGさんに会いに九州から東京へ旅行を兼ねて行ったのですが、その時、皆さん楽しそうに仕事の話をされていました。
「就職=しんどい」ではなく「ワクワクするもの」に変わりました。大学って部活やサークル・勉強などやることが沢山あると思いますが、社会人になるまでの準備期間でもあると思うんです。
色んな経験をして、自分の得意不得意を知ったり、今後の人生について考えたり、色んな人に出会って刺激をもらったり。。。
だからこそ、「就活しなきゃ」ではなく、大学入学したら自然と自分の人生に向き合えるような環境づくりを、カフェでやりたいなと思いますね。
レバレジーズ入社後の目標
ーーー入社以前の目標は入社後叶えられましたか?
就活団体の運営をしていたのもあり、経験を活かしキャリアアドバイザーになりたいと思っていました。
業務内容を考えると、その目標は叶えられたと言えます。
ただ、3年生との面談は勿論やりがいありますが、、個人的に1~2年生のうちからキャリア支援に携われる環境を作りたいと思っていました。
そうしたら入社半年ぐらいのタイミングで、当時の事業部長が「キャリアチケットカフェで早期キャリア支援を始めるんだけど、興味ある?」と声をかけてくださりました。
私が「地方の学生支援や1~2年生の支援をしたい」と話していたのを汲み取っていただいた結果なので、とても嬉しかったです。本当に環境に恵まれているなと感じました。
カフェの店舗を増やしてより多くのキッカケを
ーーー八丁さんは今後会社で何をしていきたいとお考えですか?
今後は店舗拡大に力を入れたいです。キャリアチケットカフェを通して、もっと多くの学生にキャリアに向き合うきっかけを提供していきたいです。
イベントで店舗に来てくれた学生から「自分の大学にもカフェがほしかった」と言って頂くことが結構あります。そんな皆さんの声に応えたいという思いもあります。
そして、その中で支援の幅をさらに広げていきたいと思っております。
学生さん同士の接点を持てるような場作り、学生さんと企業さんとの接点を増やすことが出来るような空間作りにも、取り組めたらなと考えています。
現在は、まずは関東の方から拡大していき、いずれは地方にも展開していきたいですね。
キャリアチケットカフェでは、早期のキャリア支援・キャンパスライフの支援をもっとしていきたいと思っています。
目の前の課題解決をしつつ、支援の領域を広げられたらなと思います。
[ 文: 渡邊舞 / 編集:吉中智哉]
[撮影・デザイン:舩越英資]