休学ワーホリ大学生のオーストラリアライフ

こんにちは!

探究ゼミメンバーで、オーストラリアにワーキングホリデー中のあかりです。

わたしは現在、オーストラリアのメルボルンにてワーホリ中です。 

今年(2023年)の春から都内私立文系大学の3年生になる予定でしたが、1年間休学することにしました。そして、約1年間ワーホリをすることに決めました! 

今回は、渡豪前の心境とワーホリの実際を赤裸々に語っていこうと思います。 

(不安を抱えながら乗ったオーストラリア行きの飛行機) 

留学ではなく、ワーホリを選んだ理由 

絶対ワーホリが良い! 

高校2年生の夏休みに1か月間、マルタ共和国に留学していました。その後も、高校の研修旅行でニュージーランドに短期留学。こう見ると、完全に留学派。 

だけど、どうしても!どうしても!ワーホリがよかった。「休学して海外に1年間いよっかな」って考え始めたときから、留学の選択肢は私の中になかったと思います。 

高校時代のマルタ短期留学 

4年前、マルタに1か月の単身短期留学。英語教室に通っていたとはいえ、生きた英語に触れた機会は片手に収まるほどしかなく、自分の英語に自信もないから、話すときは常に緊張して笑えることがほとんどなかったんです… 。

(マルタはどこを見渡しても絶景で素敵な場所でした!) 

レベル別テストで指定されたのはintermediate class(中級レベル)。文法が8割を占めてたテストで、文法が得意な私がadvanced class(上級レベル)に選ばれなかったことが、悔しかったのを覚えています笑 

それはさておき、実際にクラスが始まって一番後悔してるのは、発言が出来ないこと!!!! 

ただでさえ集団の中では引っ込み思案な私が、自信がない英語で案の定発言できるはずがなかった…!
クラスではひたすら受動的になってしまう事態になりました。 

そこで、クラス外で留学を精一杯満喫しようと思い、学校の提供する色んなアクティビティに参加することにしました!フランス人の友達、セルビア人の友達、中国人の友達…いろんな国の友達が出来ました!

自分で行動して気づいたこと 

それまでは日本からマルタに身体が移動しただけで、自分自身は何も変わってない気がしていました。だけど、少しずつ自分から行動するようになって、異環境に自分がどんどん溶け込んでいく感覚。それとともに自分が成長していく、変容していく楽しさに気づけました。 

自発的に行動するのは、責任感も勇気も必要。だけど「行動した分の成果が戻ってきて楽しい!」と感じました! 

だから留学ではなくワーホリに。 

だから、今回の旅は完全に、家も仕事も環境も自分で整えなきゃいけないワーホリ一択でした。

実際、行動したら足跡は残るけど、行動しないと何も残らない!渡豪前は、ワーホリの不安を夢にまで見ちゃうこともありましたが、今では渡豪してから出来たコロンビア人の友達とタイに行くことになるくらいまで、こっちで親友と呼べる人が出来ちゃうレベルまでワーホリを満喫できています!

そんな私が、渡豪前、渡豪中(現在まで)なにをやったかというと… 

(こっちでできた親友との写真、本当にずーーーっと一緒にいてなんでも共有します笑) 

渡豪前準備~持ち物編~

実際に来て感じた必要不可欠なもの、あるに越したことはないけどなくても良いもの・いらなかったものグループ分けしました。個人的感想なので参考程度にぜひチェックリストとして使ってみてください! 

必要不可欠なもの 

〇パスポート 〇風邪薬(オーストラリアに来てから風邪にかかりやすい日本人が私含めて周りに多いので多めに持ってきた方が良い気がします!) 
〇パスポートのコピー(複数枚) 〇鼻炎薬 
〇VISAコピー 〇頭痛薬 
〇航空券 〇胃薬 
〇クレカ(渡航してから作る銀行のキャッシュカードがクレカ代わりになりますが、実際に仕事を始めて稼ぐようになるまでは一枚は絶対にあった方が良い!) 〇下着1週間分 
〇SIMフリースマホ(SIMロックは日本で事前に解除しましょう!) 〇半袖2-3着 
〇マイナンバーのコピー(一応!) 〇ハーフパンツ 
〇充電器系一式 〇長袖2着(冬用) 
〇延長コード 〇長ズボン2着(仕事用に黒のパンツは必須) 
〇変換器(私は2つ持っていきました!1つでも良いですが2つだと楽です!) 〇靴下1週間分 
〇冬用コート(ユニクロのウルトラライトダウンを持ってきてるひとが多いイメージです!) 〇コロナ抗原検査 
〇ヒートテック2着 〇ムヒ 
〇夏用パジャマ、冬用パジャマ1着 〇毛玉取り器(オーストラリアに売ってないです!) 
〇フェイスタオル2枚 〇シャンプー、リンス、ボディソープ数日分 
〇バスタオル2枚 〇筆箱 
〇歯ブラシ 〇ハンガー 
〇爪切り(オーストラリアの爪切りは切りづらいと聞きます!笑) 〇洗濯ばさみ 
〇折り畳み傘 〇生理用品(2種類1袋分ずつ持ってきたけどこっちの生理用品でも問題ない!
かさばるから必要最低限の量で良い!) 
〇エコバッグ 〇歯磨き粉 
〇洗濯ネット 〇パーカー1着 

あるに越したことはないけどなくても良いもの・いらなかったもの 

〇歯ブラシの予備(オーストラリアの歯ブラシのヘッドは大きいので日本のサイズが良いひとは持ってきた方が良いです!現地のDAISOでも買うことが出来ます!) 
〇証明写真 
〇パソコン(あった方が断然良い) 〇マスク 
〇コップ(うがいするとき用、現地で買える!) 〇クリアファイル 
〇ウエットティッシュ 〇国際免許証(パスポートに代わる証明書として、運転するときの証明書として、国際免許証を持っていきましたが、ほぼ使えない!) 
〇水筒 〇日本のおみやげ 

上記の物全部で21㎏でした。服はオーストラリアでも買えるので本当に必要最低限で良いと思います!
ドライヤー、ヘアアイロン関係は電圧が大幅に違い、壊す恐れがあるのでオーストラリアで買った方が良いと思います! 

(渡豪前に大好きな家族とお別れをしたときの写真) 

渡豪前準備~書類、手続き関係~

ビザ準備 
クレカ準備 
学校通う人は学校契約 
パスポート準備(有効期限も確認) 
Wiseなど海外送金サービス用意 
携帯SIMロック解除 
日本の携帯契約プラン見直し 
レジュメ作成・コピー 

レジュメ作成を、私はオーストラリアに着いてから作成・コピーしましたが、絶対に作って持って行った方が良いです!

仕事探しはとにかく運に尽きるので、出来るだけ早めに多くのチャンスをゲットするためにも30枚ほど刷ってくと安心です! 

渡航前準備~レジュメ作成~

参考程度ですが、実際に配ったレジュメはこんな感じです! 

オーストラリアについてからやったこと~手続き関係~

渡豪して1週間以内に行った、ワーホリにまつわる手続き関係をまとめてみました! 

生活のための手続き 

  1. 銀行口座の開設 
  1. スマホのSIMカードの入れ替え 
  1. 交通カード(定期券など)の購入←メルボルンやシドニーなど主要都市は基本的にその都市の交通カードを購入しましょう!駅などで購入できます!) 

滞在のための手続き 

  1. 在留届をサイトから提出 
  1. TFN(納税者番号をとる) 
  1. TFN取得後、送付されるTFNをもとにSuper anuuationを取得する 

最初の3か月はオーストラリアに慣れるために、友達作りのために学校に行っていました。

これらの手続きをし、同時にシェアハウスを探し始めたり、仕事を探し始めたり、そのためのレジュメを作ったり、周りのひとに頼りながらも最初の1週間が忙しく過ぎていったイメージです。

こちらの日本人はみんな強くて、色々な事態にも落ち着いてしなやかに生きています!私も負けてられない‼ 

オーストラリアに着いてからやったこと~家関係~

オーストラリアに着いてから1か月目はホストファミリーの家に滞在していました。

事前にシェアハウスを探してから行く人、ホストファミリーの家に滞在する人、バックパッカーズホテルに滞在する人など様々ですが、最終的にはみんな、現地に着いてから改めてシェアハウスを探しているイメージです。 

(ワーホリ1か月目のホストファミリーの家) 

シェアハウス探しのサイトは以下がおすすめです! 

  1. Flatmates(Share Accommodation | Flatmates.com.au) 

オーストラリア最大のシェアハウスサイトです。私の周りでもほとんどの方がFlatmatesを通じて最終的にシェアハウスを探しているイメージです。

どのサイトよりも掲載数が圧倒的に多いのが特徴です!
後で紹介する日本語のサイトでもシェアハウスを見つけることはできますが、日本語のサイトから探すと案の定日本人がルームメイト、ハウスメイトになる確率は高く、こちらのサイトから探すと外国人がハウスメイトになる確率が高いです! 

  1. 日豪プレス(掲示板 – 住まい(accommo) | 日豪プレス – オーストラリアの生活情報サイト (NICHIGO PRESS)) 

日本語のサイトです!日本人が募集していたり、日本人が代理で投稿していたりすることもあり、5割くらいは日本語です!家探しだけでなく、仕事探しや物の売買も出来ちゃう生活総合サイトです! 

  1. 伝言ネット(シェアハウス/クラシファイド |DENGON NET メルボルン) 

メルボルン発の生活総合サイトです!私の友達にこのサイトから事前に日本でシェアハウスを探して渡航した人がいました! 

シェアハウスを実際に探して決定する前に、必ず内見(inspection)に行きましょう
私の友達は日本から内見なしで事前にシェアハウスを決定して渡航出来ましたが、かなりレアケースだと思います!

・添付されていた写真とは違っていてかなり汚かった
・ハウスメイトと合わなかった

など、実際に訪問するのとしないのとでは違います。さらに、多くの人たちが空室物件の少なさから住まい探しに苦労している状況のため、それを利用した詐欺がかなり流行っています。詐欺にあう確率を少しでも減らすために、インスペクションは必ずしましょう! 

私も、ハウスメイトが私以外全員男性というのをインスペクションして初めて知ったり、オーナーと一緒に住むシェアハウスでオーナーに難あり&写真と違って汚いことが分かったり、インスペクションは本当に行く価値があります!絶対に行ってください!
(ちなみに私はFlatmatesで最終的にシェアハウスを見つけて、シリア人、トルコ人、韓国人と一緒に住んでます!) 

(家の近くのビクトリア州立図書館) 

オーストラリアに着いてからやったこと~仕事探し編~

ワーホリ目的になると、最重要課題がやっぱり仕事探しですよね!

仕事探しは本当にきついです泣 私も学校行きながらですが、実際に今の仕事を見つけるまで1か月ほどかかりました!
(こんなに仕事探しがきついとは渡航前思わなかったので最後の方は半泣き状態で仕事探ししていました!笑)

かなり辛い!ワーホリ仕事探し「ホントのところ」

  1. お店飛びこみ形式 

ワーホリ仕事探しの方法として、店先までレジュメ(履歴書)を持って行って、直接従業員に渡して自分のことをアピールする方式がありますが、オーストラリアでは割と当たり前です。街中をあるいていても、大量の履歴書を持った人とすれ違うことがあり、みんな飛びこみで探しています!(実は、こちらの方が採用されやすい。) 

  1. オンラインで仕事探ししても… 

SEEKやJoraなど現地アルバイト求人サイトがありますが、レジュメを送っても本当に返信が帰ってこないです…!というのも、オンラインというその手軽さからお店飛びこみ形式よりも多くのレジュメをマネージャーは受け取るので、その中から選ばれて連絡をもらうのはだいぶ厳しいからです!私の今働いているレストランでも、マネージャーが求人募集を出した翌日には80件以上の問い合わせが届いているような状況です泣 

  1. 連絡がこない 

オーストラリアワーホリの仕事探しは本当にこれに尽きます。

②でもお話しましたが、連絡がほんっとうに来ないです!お店飛びこみ形式でも連絡をもらうのは難しいです!
40件くらいレジュメを配って全く連絡がこなかったとき、書いた連絡先が間違えてるのかなと思って、何回も連絡先を確認したレベルです笑 

ローカルの方でもバイト探しに苦戦するくらい、バイト探しはきついですが可能性は0ではありません!

積極的に周りのひとに仕事を探していることを伝えて仕事につないでもらう&レジュメ配りをめげずに行うなどして“ワーホリ”を存分に楽しんでください!
(私はオンラインで仕事を探しているレストランに直接レジュメを渡しにいってその場で採用されました!!!!) 

まとめ 

「1人で、見ず知らずの土地に飛びこんで0から生活を構築する」って大変なことが多いです。けれど、楽しいこと・その分成長できるっていうメリットの方が私には大きいように思います。

これからワーホリする人、ワーホリしようか迷っている人は、渡航前に自分がワーホリに行くメリットを箇条書きにしてみると、自分にとってワーホリはなぜ必要なのか(もちろんワーホリすることが100%メリットになるわけではないと思います)、ワーホリにいって何を達成したいのかが明確になり、限られたワーホリ生活を存分に満喫出来ると思います! 

(カラフルな小屋が立ち並ぶブライトンビーチ) 

【文:あかり】

【編集、デザイン:舩越英資】

投稿者プロフィール

探究ゼミ編集部
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